ベトナムのゴルフ事情とホーチミン近郷のゴルフコース
ベトナムは南北に長い国です、北と南では気候が大きく違います。
ホーチミンに本社がある当社がお客様をご案内できるゴルフ場は海抜1,700mの高原の町ダラットから南の8ヶ所になります。

ベトナムでゴルフを楽しむためには、暑さに勝つこと、南部ホーチミンの気候は乾季と雨季の2シーズンに分かれています。
乾季は10月から5月まで、最高気温は38度を超えることもありますが、比較的空気が乾燥しているので、直射日光に当たらなければ、それほど暑さを感じません。
雨季は6月から9月まで、蒸し暑く、曇りの日のプレーが最高です、ホーチミンでは比較的午後、雷を伴った日本の夕立のような激しい雨が降りますが、短時間で降りやむので、茶店で一休みをしていれば、雨上がりの涼しい中でのプレーが楽しめます。

乾季は帽子、サングラス、日焼け止めクリーム等の日焼け対策、雨季は雷、傘、ゴルフクラブにかけるビニール等の雷、雨対策が必要です。
雷は半径10キロ以内が落雷の危険があります、雨が降って無くても雷鳴が聞こえたら危険回避のため自主的に退避しましょう。

熱中症に注意:初期の症状はいつもより異常に汗をかく、頭の後ろ首筋が痛い、足がつるなどの症状が出てきます。これらの症状を感じたらすぐにプレーを中断して、木陰で首筋の血管を冷たいタオルで冷やすとともに、スポーツドリンクなどを補給しましょう。
ラウンド中の水分の補給は必要ですが、熱中症は体の中の塩分濃度が下がることから起こります、プレーの途中塩分の補給を忘れないようにしましょう。

日本との温度差の大きい時期(日本の冬)は毛穴が開ききるまで、体に熱がこもり、ものすごく暑く感じるでしょう。ゴルフをして汗をかいて毛穴が開いてしまえば次の日は、暑さを感じないで、快適なゴルフができますよ。

●キャディーさん
ベトナムのゴルフ場ではプレーヤー1人に1人のキャディーが付きます、まるでプロのトーナメントのようです。
スコアーも頼めばちゃんと付けてくれますし、ベテランになると距離、グリーンの芝目を把握していますが、運が悪いと単にバッグを運ぶだけのキャリーさんにあたる事もあります。

18H終わったら4〜5USDのチップが必要です、キャディーの収入はチップが大部分を占めています。日本みたいに茶店で何か飲ませたり、おみやげを上げることは通常しません。

●18ホールをスルー・プレー
ベトナムでは何時にスタートしようとも、9H終わっての食事はしません、18H続けて廻るラウンドスルー方式です。
空腹を感じたら、途中の茶店には冷たい飲み物、果物、ゆで卵、サンドイッチ等が用意されていますので、これらを適宜補給すれば、疲労せずに18Hを廻りきれるでしょう。

●カート(バギー)
ベトナムでは通常徒歩でラウンドしますが、日本では大部分のゴルフ場がキャディー不足をカバーするためにカートを使用しています。
普段カートプレーに慣れて徒歩プレーをされないプレーヤーには暑さも相まって相当キツイラウンドとなるでしょう。そんな方は事前にカートを予約しておくことをお勧めします。

●スタートの予約
以前は外国人しかプレーをしませんでしたが、最近は外国人の増加に加えてベトナム人もゴルフをするようになりました、週末以外も結構混んでいます。
ベトナムのゴルフ場は総てメンバーコースです。
週末のスタートはメンバー優先でビジターは早朝か午後に回されてしまいます。
また週末は2人でのプレーはできません、たまに他のプレーヤーと一緒になる事を条件にプレーを認められることはありますが、一緒に回る人は日本人とは限りません。
最近では冬寒くてプレーできない国から、大量に暑いホーチミンにプレーヤーが押し掛けており、平日でも良い時間のスタート枠が取りづらくなっています。
通常メンバーは1週間前から予約受付をしますが、当社では数か月前からスタートを押えることができます。

ベトナムでのゴルフはゴルフツアー専門のヒーローゴルフ&ツアーサービスへお任せください。
日本人経営で確実で安心。日本語が通じ、安くて内容も良いです。
ご指定ホテルから送迎、日本語のできるベトナム人スタッフが終日帯同をいたしますので言葉の心配は全く要りません。
自分で直接ゴルフ場へ予約を入れればプレーできますが、車の確保など煩わしいことが多く、確実に予約が取れたかどうかわからないことが多いのがベトナムです、総合的に考えて料金は余り変わりませんヨ。

ベトナム南部のゴルフ場
ダラットパレス ゴルフクラブ
ホーチミンより飛行機で45分
18H 7,009Y Par72
海抜1,700メートルの高原の避暑地、バオダイ皇帝のプライベートコースとして1,922年に造られたベトナムで一番古いコース。
グリーン、フェアウエー共にベント芝を使っているが、ラフはプロも、てこずるアフリカのキクユグラスが採用されている。
コースはクラブハウス前の1番ショートホールから始まり18H回らないとクラブハウスに戻れない、ゴーイングアウト、カミングインの古い形の設計になっている。9番ホールと10番ホールの間の高台にクラブハウスを新築する計画がある。
街には教会やヴィラ等のフランス植民地時代の面影が残り、果物、花、野菜の産地となっている。林芙美子の小説「浮雲」の舞台となった所でもある。
ここにはソフィテルホテルとノボテルホテル宿泊のゴルフパッケージがあります。
オーシャンデューンズゴルフクラブ
ホーチミンから車で3時間半
18H 6,725Y Par72
ホーチミンからハノイハイウエーを北へ車で3時間半、ベトナムの調味料ニュクマムの産地として有名、コースはニックファルドが設計のシーサイドコース、コースの在るファンテットは雨が少ないことで有名、風が強く辺りには砂丘が点在する。
コースは池がらみのホールが多く、風と水対策で頭を悩ませる、コースは比較的フラットだがショートホールはどれも難しい。
コースに隣接してホテルがあるが車で15分ぐらいの所のムイネ村にはビーチリゾートが展開する、恋人とのお泊まりゴルフには最適な所である。
ボチャンドンナイゴルフ
ホーチミンから車で1時間
27H
Aコース 9H 3427Y P36
Bコース 9H 3444Y P36
Cコース 9H 3510Y P36
ホーチミンからハノイハイウエーを車で1時間、ドンナイ省の湖の周りに造られた丘陵コース。
林でセパレートされたAコース、池の配置が微妙なBコース、うねるような地形を生かしたCコース、それぞれの趣の違うコースで挑戦のしがいがある。
ソンベゴルフリゾート
ホーチミンから車で45分
パームコース
ロータスコース
デザートコース
ホーチミンより車で45分。陶器のソンベ焼きの産地として有名、最近では工業団地が出来て日本企業が進出、日本人メンバーも多数いる。
1997年ホーチミンで最初にできたコース。マネージメントはシンガポールの企業がしており、ベトナムチックの中にも洗練されたシンガポールの面影がうかがえる。
昨年オープンしたデザートコースはその名の通り、ティー、フェアウエー、グリーン以外は荒れ地となっており土が露出しており、その景観に驚かされる。
キャディーは女の子ばかりで教育も良くされている。
ベトナムゴルフ
ホーチミンから車で40分
ウエストコース 18H
イーストコース 18H
ホーチミンから車で40分、市内から一番近いコースで日本人駐在員のメンバーが多いコース。
ウエストコースは林でセパレートされた林間コースで比較的距離が短い、曲げるとラフが強いので脱出に苦労する、グリーンは見た目よりかなり早い。
リートレビノが設計したイーストコースは距離があり、フェアウエーは広いがグリーンのアンジレーショが強くまた芽も強いので大変難しい。
ロンタンゴルフ
ホーチミンから車で50分
ヒルコース 18H
レークコース 18H
ホーチミンから車で50分、ホーチミンで一番新しいコースで3年前にオープン、昨年度ベトナムで一番美しいコースとして表彰されたコース。
特にレークコースはフェアウエーの左右池があるホールが多くボールを無くすプレーヤーが続出、距離は比較的短いが多めにボールを用意したい。
ヒルコースの4番ショートホールは打ち下ろしで、グリーン左に池、右は霧が噴き出る岩のモニュメントが有り、距離は無いが難しく美しい名物ホール。
ブンタオパラダイス
ホーチミンから水中翼船で90分 もしくは車で2時間
Aコース
Bコース
Cコース
ホーチミン市の南東、車で2時間、又はサイゴン河を水中翼船で90分、南シナ海に面した、南洋松でセパレートされたシーサイドコース。
コースは起伏のある林間コースで海に近いので風の影響を受けやすい、風が強い時は難度が大幅にアップする。